あんの日記

毎日の変化を自覚するため、記録の力を使い、日常を綴っていく。

みりんを変えたらショートヘアになった話。

自宅にあるみりん風調味料を「本みりん」に変えてみた。

 

この本を読んだことがきっかけ。

調味料を変えるだけ! 身体が喜ぶ発酵調味料メソッド | 清水 みのり |本 | 通販 | Amazon

要は、みりん、塩、しょうゆなど、発酵調味料を良いものに変えて、月1,700円~健康な身体を手に入れてみませんか?という内容。この本を読むまで、あー無添加ね、でも高いからね~と否定的ではあったが、読み進めていくうちに考えが変わってきた。

添加物、保存料、着色料、香料なんてどの食品にも当たり前のように入っていて体内に入れているけれど、それらを摂取しないことで、もし身体が変わったら?体調や肌の調子が良くなったら?日常に飽きやすい私は、自分にちょっとした変化を求めるため、自宅の調味料を変えることにした。

 

まずはみりん。初めに一口、そのまま飲んでみた。

本場伝承の技と味 三州三河みりん 角谷文治郎商店三州三河みりん (mikawamirin.jp)

 

・・・うまい。

 

じっくりと時間をかけて作られた味だった。商品ラベルによると2年熟成。材料はもち米、米麹、焼酎のみ。砂糖や水あめは入っていない。それぞれの産地も原材料欄に書いてある。普段お酒を飲まない私でもこれは飲める。みりん風調味料は1.5ℓ/200円、この本みりんはオーケーストアで700ml/税抜950円ほど。価格の差、約10倍。これまでこんな高いみりん誰が買うねんと思っていたけれど、今となってはオーケー武蔵浦和店に感謝である。メーカーの公式サイトにも製造工程なども紹介されていて、職人の丁寧な仕事ぶりを想像し、みりんに感服したのは生まれて初めてである。

私はよくヨーグルトに入れてそのまま食べている。卵焼きに入れるとほんのり甘く、上品に仕上がるのでおすすめ。

 

こちらの本みりんも買ったが、どちらかと言えば私は三河みりんが好みである。

商品一覧 福来純本みりん - 本みりんと日本酒の白扇酒造 (hakusenshuzou.jp)

 

みりんに感激して以来、調味料はちょっといいものを選ぶようになった。塩、醤油、酢、レモン汁など。砂糖の代わりに自家製の甘酒。味噌は自家製(仕込み中)。添加物の入ったしょうが、にんにくチューブはやめる。粉末だしはやめて、だしパック。

 

体内に入れるものを変えたら、少しずつ考えも変わってきた。自分にとって本当に必要なものを取り入れたい。不要なものは出来る限りリリースしたい。そう考えるようになった。ただ私の場合、ハマるとやりすぎな傾向があることを自覚しているので、60%主義で実行していきたい。

 

学生の頃から髪は常に肩くらいの長さがあり、髪の艶には自信があった(親に感謝)。無意識のうちに男性の目線を気にして、女性たるもの髪は長くなければと思っていた。しかし、この夏の湿気と猛暑の中、ドライヤーで髪をケアする時間が億劫になっていた。また、内弁慶な性格で人にはっきりとモノが言えない自分にもモヤモヤしていた。そんな中、数十年ぶりにショートヘアにした。

 

すっきり。浄化された気がした。あーもうモテとか気にしなくていいんだと。女性として凛として生きていく、それで良いと。40歳という年齢もあったのかもしれない。信頼している美容師の方にカットしてもらったお陰で、これまでの人生で一番自分に似合う髪型となった。「意思のある髪型」というべきか。こうなりたいという意思が髪型に表れていた。

 

こじつけに聞こえるかもしれないが、なぜか、みりんを変えたことがショートヘアに繋がったと思っている。自分を飽きさせないために、小さな習慣をちょっとずつ変えていこう。